小田原~箱根湯本

イベントが終わってからも、この真夏の時期の決行にはまだ迷いがあったが、決断すると男の子。何の意味があるのか?新幹線で小田原まで行かず、お約束の品川で宿泊。

本格的な箱根山登りは次回以降で、今回は湯本までと決めていたので大丈夫と早速、先日の居酒屋で食事。いい酔い加減、で、気が付くといつの間にか西麻布の首都高ガード下を徘徊していた。

Back Camera

そんなこともあって、翌日川崎の出発が9時過ぎになり、小田原着は10時45分と遅れてしまった。いよいよ自らの悪業で、熱射の中を進軍する羽目に。

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梅雨明けの猛暑の中、この状況で出発決行。駅ビルの案内所で麦わら帽子が売ってないかどうか一応聞いてみる。

「当館では用意されておりません。」というシンプル対応、駅周辺ぐるっと見渡してもそれらしい店はなく諦めて出発。今回は飲んでる暇があるくらいならと自分で自分を責める展開、ダンドリ君返上か。

とりあえず、小田原城を横切る形で前回マーキングの箱根口へ、気を取り直して早川口を目指す。早川口の早川は芦ノ湖を源流として小田原で相模湾に注いでいる川で、これからの箱根越えにお付き合い頂く、芦ノ湖目指すゆたぽんは親近感は一杯。

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出発してすぐ小田原観光の休憩所あり、地図などあれば旧道ルートを確認しようかどうか迷ってるうちに、少し通り過ぎてしまうと、もう、この暑さのために1メートルもバックしたくない。コンビニがあり、入ったら気持ちいいだろうね、なんて思いながら、板橋見付の表示が。旧東海道らしい地名。

「行こか板橋 戻ろか箱根 ここが思案の涙橋」

婚家の辛さを歌ったものだが、同じ思案の橋でも、丸山遊郭に行こうかどうしようか、どうすりゃいいのさ~思案橋の長崎版とは大違い。

早川口を過ぎ、新幹線を超えたところで、この暑さの中でお婆ちゃん3人が軒先で井戸端会議開催中。

「すみません、旧東海道はこちらでしょうか?」

「どこに行きたいの。」

「旧東海道ですが。」

「だから旧東海道のどこね?」

「旧東海道ならどこでも」

「??・・・あっち、スーパーの前の豆腐屋さんの方・・・」

お互いにあまりの暑さで会話も雑、この男、この暑さのなかで帽子も無く、意味不明なんて感じで無愛想に対応されたが、これが良かった。日を避けるように道の左側を歩いていたが、スーパーに気がつく。涼を取れるし、帽子とかないかな(有るわけないが。)、即行スーパーへ、しばし佇む。帽子はもちろんなかったが日焼け止めを買って塗りまくりった。肌が痛かったので助かった。

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豆腐屋の前じゃなかったが、通り過ぎた道をよく見ると新幹線の手前に旧道への分岐があった。助かった。もう少し行き過ぎてたら恐らく「もう、いいぞ、・・(やめとけ!)」と天のお助け声が聞こえたに違いない。そのまま猛暑の中を旧道を歩いて行く。箱根口からスタートしたのが11時15分、これ以上過酷な条件はなさそう、日が高く、旧道に高い建物はなく、影など全くなく逃げ場がない。

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しばらくして板橋地蔵尊があった。盆踊りの準備中。本堂の傍に大黒天らしきものがあるのが見えたが、本堂までが遠そう。熱射の中で歩いてまた戻ってくる気がしないと思ったが、なんとか中へ入ってお参り。しかし、この辺までまだ良かった。再び1号線に合流すると暑いアスファルトの上を延々と歩いて行く。この間、「やはりやめときゃ良かったかな、いつリタイアしようか」と自分との闘い、修験僧のごとくひたすら歩く。

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ただ、思ったより早く厚木道路が見えてきた。ここからまた旧道へ入ることになる。旧道へ入ると幾分気分は楽になったが、この暑さはどうしようもない。通り過ぎた遺構スポットの日蓮旧蹟に「象が鼻」があるということだったが見落とす。が、ここでバックするなどは考えられない。旧東海道中でしばらく進み、アイホンで確認すると、もう風祭駅近くになっている。このアイホンだけは本当にありがたい。写真とアイホンのGPS機能で今回の東海道プロジェクトは助かっている。【2025コメント 今はアイホンとバッテリーだけでほぼ(●`・ω・)ゞ<ok!最近のgooglemapは旧街道表示まであります。】

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休憩とリタイア検討で、迷わず風祭駅の方に。1号線に維出てびっくり車が渋滞、延々と続いている。なのに歩いている奴は皆無だ(当たり前か)。何か飲みたいし時間が時間なので涼をとりながら食事でもと思い、国道沿いのかかまぼこのテーマパーク併設の食事処へ行くと、ここもすごい人だかり、とても食べれる状況ではない。もう小田原にバック!して食べようかと思ったら、目の前にかまぼこの試食コーナー(5百円)でアルコール付の表示が。

迷わず、生ビールとかまぼこ3種を頼んだ。ビールはコップ1杯、一気飲みしたかったが、我慢して食しながらかまぼこの蘊蓄がとうとうと。お代りは無理そうなので、次の客が来たタイミングで席を立ち、傍の天ぷらやさんで生ビール(大)だけを頼んで立ち飲み。医学的な根拠は不明で、脳情報が乱れたり或いは心理学的なものかもしれないが、このビールエネルギーで再び箱根路を断行することになる。【2025コメント 生ビールでは水分補給にならんぞ、しかもおかわりとは!】

風祭駅のレストランの込み様はさすが連休中でしょうがない、ただ、箱根に来る人多しとはいえ、この猛暑のなか間違いなく歩いている人は私しかいなかった(笑) 本当にすれ違ったのは三枚橋付近でリュック姿で降ってくる人が1人だけであった。ずるいぞ登ってこい(笑)

旧道らしい路を進んで入生田まで来た。時間もお昼を大分過ぎているのでもう大丈夫だろうということで1号線に合流後、少し戻って道路沿いの蕎麦屋さんに。ほぼ満席だったが座れて一安心。もちろん生。

30分程度で再発進、また旧道への分岐があり、旧道へ進む。路の両端に緑が迫り、楽な感じで歩行できた。その後、合流分岐を繰り返し、三枚橋が見えてきた。すごい車のラッシュである。三枚橋とは三つの橋があったということやら仏三昧に生きよ、などという意味からきたらしい。

湯本駅の方ではなく、旧道を早雲寺の方へ。次回にすぐ街道へ歩を進めるため、まだ時間があるので気になるスポットは今回、回っておいて、湯本駅へという自画自賛ルート。

早雲寺は北条氏の菩提寺、秀吉の小田原征伐の本営となった場所である。お茶会??? 後北条家の縁となる河内の国狭山藩主北条氏治(確か今川家の人質時代に家康と仲が良かった?)により建立された北条5代の墓碑が本堂横に有る。禅宗の名禅刹で侘び寂びの佇まいの雰囲気がなんともいえない。

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ここから湯本温泉を目指して行くと、「湯本駅まで健脚コース」という挑戦的な道標が。

この俺に向かって・・上等じゃないかと、猛暑のなかのアスファルト歩きに比べたらと迷わず健脚コースへ。

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木々の緑のなかの階段のアップダウンを走るように軽やかに(笑)、下ってゆくと見ると早川が随分きれいだった。堰は家康も学習したらしい

そのまま湯本温泉駅から箱根登山電車で小田原へ。

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車内のテレビで全国各地で熱射病による事故が放映されてて、今回は少し反省。これからは無理のない東海道五十三次踏破を目指すことと自分に強くいい聞かせ、本格的な箱根山登りは秋にしよう、と。

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