長崎街道 黒崎~直方 「美女に惹(引)かれて博多返り!」と洒落てみる

連日のウォーキング、GW連休は歩を進める絶好のチャンス。予定通り朝9時過ぎに黒崎駅に着いたが、諸事情??で手間取って、黒崎ふれあい通りで昨日のマーキング位置を確認し、スタートしたのが10時18分となってしまった。今日は飯塚目標だったが、結構見どころも多い為、無理なく目標を直方程度に変更することにした。

長崎街道の「道標(筑前六宿)」を確認し、ゆっくりと初夏の花を愛でながら旧道を進んで行くと、正面の町屋風の先に松並木が。近づくにつれて東海道並みの規模!!!


曲里(まがり)の松並木は他の旧街道でもなかなかお目にかかれない規模感である。立派な松並木は各地に数か所にあったが、特に当時の雰囲気を感じさせてくれる?(故意かどうか観光整備が遅れている・・・)のはあまり記憶にない。規模的には草加の松並木と同レベルだと思うが、あまりにも「管理」の差があり、折角の観光資源がもったいないともいえる。
松並木の先まで遠望しながら進み、半ばくらいか、ふと左手を見やると皿倉山が見えた。往時も旅人を和ませたに違いない。


長い松並木も過ぎると、だんだん道が細くなってきた。
幸神一里塚の道標を確認、住宅街をしばらく行き、少し登って右手に平行に走っている国道200号線に合流した。合流前右手に「古街道」の道標、街道沿いを確認。安心して進む。

国道をしばらく歩き、引野口で黒埼インターランプウェイのガードを潜って左に分岐、古いレトロな雰囲気でしばし味わいながら、小さな橋を渡る。

再び国道に合流、以降、直線的に南進続けるが、あまりにも単調な国道沿いが延々と続く、少し厳しい、暑い、つらい。しかも下るずっと先の方に、直方方面の市街地がはるか遠くに見えて、⤵
つい、
「翼よ、あれがパリの灯だ」
「がに股美脚よ、あれが直方の灯だ」
「膝栗毛よ・・・」
朦朧としつつ、意味不明な口ずさみながら進む。
ひたすら進み、やっと市街地に近づいてきた。時刻は既に12時半近くになっている。小峰インター入口付近、北九州都市高速のガードを潜って左手にロイヤルに即行入店。お昼時でカウンターの方へ案内されたが、サービスの女性が旅人のくたびれた風体見てボックス席の方へ案内してくれた、感謝。88サラダ(88円のサラダ)とパスタ、ビール殿の完璧食事。

【2025コメント 街道歩き初期はなるべく好物の蕎麦屋を目指していたが、箱根過ぎた頃から選んでいる場合ではなくなった。当時は国道沿いにドライブインなど多かったが、次第に空き店舗が多くなり、コンビニが増えてきた。街道歩きの最後となった山陽道ではコンビニの位置を事前に確認しておくことがマストとなった。】
食後しばらく南進後、右方向へ。やっと街道らしい雰囲気となった。長崎街道の案内板があった。【解説内容はあまり変わらないが、いまだ二十五宿のうち二宿を過ぎたところだ、先は長い。】小休所としての立場銀杏茶屋と石坂の急坂の解説があった。道なりに急な登りを進むと右手に立場茶屋銀杏屋(休憩処)があり、しばらく休憩した。見学し、会話も交わしてグッズなど調達し後にする。

街道復帰してすぐ道は細くなり急な石段、石坂となった。大名すら駕籠を降りたという石坂の急坂だが、象さんはどうしたのかな?
下りなので気持ち良く小走りに下ってゆく。往時の面影はなく公共的に整備されているという感じだ。安全>保存。黒川にかかる石坂橋を渡ってのどかな道を歩いていくと国道211号線維に戻った。

ここを南方面に右折し、しばらくすると馬場山インター交差点の陸橋を過ぎて直方方面へ進んだところでGPS確認。通り過ぎていることに「気づき慌てて戻って馬場山陸橋の上で俯瞰して確認し、交差点から右折、木屋瀬方面を目指す。
ところが、更に、もう一つ手前で右折する必要があったのだ。この間違いはあとで(後述)気づいた。強烈な西日が照り付けるなかを持久戦のような、一方方向に進む道、我慢しながら進む。その時点では街道一直線と思ってのだが、写真撮る気力も失せてしまった。
九州自動車道のガードを潜って。やっと宿場に入ったと安堵した時点で、歩いてきた道が旧道と大幅にズレていることに気付いたのだ。これまで間違って歩いたケースはないこともなかったがここまでの距離の間違いはなかった。強烈な西日のなせる技か、もちろん、戻らず「是」とした(笑) 昔の旅人も道に間違うこともあったということでお許しを。たまにゃーなーいいさ🎵
右折し木屋瀬宿に入る。踏切を渡って宿場道へ。せめて宿場入口まではと、少しバックして戻り、東構口に。
気を取り直し、いざ西進。あかりの館から調和の菜の花診療所、小公園に宿場の案内板、素晴らしい街並みだ。ちっちゃな美術館で一口小城ようかん購入、「鉤の手」のような角に資料館あり。道の右手には遠賀川の土手が見えた。
ゆたぽん景観大賞診療所。


可愛らしい店がありコーヒーブレイク。ギャラリーもあり、少しお話を伺う。まさにシュガーロード。往時の旅人の気分に浸る。


あっという間に西構口に。石垣、石組みが残っている。保護されている風でないので不安が過ぎる、大丈夫かな。赤間道、飯塚道 道標あり

構口を過ぎるとすぐ遠賀川にぶつかる。遠賀川沿いに直方を目指す。ごらんのとおり遠賀川沿いの県道は歩道が無く、遠賀川の河川敷に降りて西進する。気持ちいい。
日差しも大分弱くなり、釣り人や若者が気持ちよさそうに屯している。しばらくして県道に復帰しようと古地図にある道を進むが途中で消失していた。県道まであと少しなので強引に腰ほどまである草を掻き分け、登って行きガードレールを越えたが、気がつくと服が真っ黒になっていた。

県道から寂しい道を左折。人もいないし早足で筑豊電鉄の方向へ。
線路を渡り、感田駅を確認、道標というか亀をひっくり返したものに書かれている。

再び遠賀支流の川の橋を渡って川沿いの県道に戻りを直方の方向へ。
交差点を右方向へ。遠賀川にかかる日の出橋を渡って、直方駅方向に。大きな楠があった。直方西構口に着いた
直方アーケード商店街(以前、西日本銀行直方支店には仕事でお邪魔したことがある。)を経由して次回のアクセスを考えて旧道に従い、駅前から商店街で左折(南下)し、商店街が切れるところで右折、線路沿いのところまで来た時点で終了、直方駅へ戻る。


(エピローグ)
直方駅に着き、折尾駅方面に戻ろうとホームに出たが、おっ(雛には稀な!)、久しぶりのときめきで思わず足が勝手に反対ホームへ、こらっ冷静に!と脳内からお叱りが。
ところが諦めてはいけない、考えてみると、福北ゆたぽん線経由折尾駅に戻るより、桂川経由で博多に帰った方がはるかに経済合理的と気が付き、ストーカー続行へ転進。が、いつの間にか下車されていた(笑)おかげで早目の博多着、まさしく、結果OKという意味の「美女に惹(引)かれて博多帰り!」と洒落て見た。

