U-Houseについて

U-House ハードの具体的説明と今後の構想

U-House(Uは「嬉野」というより「植木」と考えています。)の場所は有名旅館の南風楼や観光施設銀水の近くになります。施設への具体的なアプローチですが、国道沿いイオンから南へ、税務署を過ぎて次の信号を左折、銀水第一駐車場の方へ向かうと程なくして左手に小高い丘が見えてきます。小丘下の敷地(駐車場3台分)には解説板と常夜灯を設置、入り口にはゲートを造作しています。

ゲートを通り、丘の上まで登ってみるとU-Houseが全貌を現し、周囲の視界がパノラマ状に広がります。対岸の熊本方面から三角天草方面、島原市街や眉山などが一望出来ます。

この白土桃山の丘をU-Garden(約2,000㎡)と称しています。今回は丘の南側に一般開放を可能とする別荘「U-House」(約79㎡)を建築しました。敷設駐車場は15台程度です。入り口ゲートや南側塀の中央部、玄関サインには「U」をあしらったロゴを表現しています。

丘の北側スペースは企画中未着手で、これからゆっくり考えていきます。アイデア募集中(笑)。ちなみに海側の隣家は元衆議院議員、初代島原市長、島鉄社長でもあった植木元太郎さんの別邸「船山荘」です。是非市に再生して欲しいと思っています。

「U-House」は鉄骨平屋建てで外装は基本サイディングボードですが、流石に全面合板だと寂しいので天然志向で一部杉木板張りとしています。色目は茶系ですが、徐々にグレーに色落ち変色するということで、数年後が楽しみです。

建物のフォルムは片流れの屋根が東南向けに大きく開放された構造になっていて、光を大きく取り入れます。建物の東側(海側)にはシンボルツリーとして、まっすぐ伸びる樹木を植樹予定で、ライトアップしてクリスマスなどイルミネーションや飾り付けが出来れば良さそうです。設置すると建物の灯りや北側サインのダウンライトといい調和になると思います。

建物軒下の電飾や駐車場側のライティングサポートで室内からの夜景をフォローします。一方、外部から施設をフォーカスする夜景は、建物から漏れる灯りが夜の帳に浮かび上がるような雰囲気になるように考えています。

建物内部の照明はカフェ、ギャラリー両スペースの天井照明やキッチン棚部の照明いずれも調光可能としています。更に光の演出を考えて、フロアライト、スタンドライトの2基のスタンドも追加しています。

東側、南側の大きな窓は全面的に開放出来ます。季節次第ですが、解放されたテラスには丸テーブルなど置いてのカフェユースも考えられます。内部はメインの床材を土間調の塩ビシート、キッチン床は木調に仕上げています。

カウンターは建設会社社長の有難いお計らいで、けやき板を使用しています。このフォルムに結構満足しています。カーテン・ブラインドは配色もですが溜りやオペレーションに配慮していますが、場所柄網戸も設置しています。全体として暖か味のあるモダンな雰囲気のグレージュでまとめたつもりです。

ギャラリー側には飾り台としてピクチャーレールを設置しています。台の中には折り畳み椅子を20席分収納していますので小宴やライブ等もいいかもしれません。

ギャラリースペースは少し狭く感じるかもしれませんが、カフェの海側ガラスに大きくスクリーンを設置することで施設全体のギャラリー感が高まります。ビデオプロジェクターで情報発信や家族や地域のコミュニケーションの動画が流れるのが楽しみになります。

これからは内部はWi-Fi設置、外部は施設の象徴となるオブジェの設置、カーユースの上り坂の整備、解説板の内容コンテンツの記載などを考えています。

※以前からの期待する構想ですが、ウォーキングルートで龍馬上陸の地から銀水、当地、天如塔、鯉の泳ぐ街、・・・島原城、武家屋敷となればいいですね。

U-Houseに関わった建築コンサル・デザイナー

この白土桃山の当初の構想は10年前に遡りますが、今回案は2年前に伊藤大翼氏に相談、そのままコンサルを依頼し、殆ど彼の提案通りの建築になりました。

伊藤氏との最初の出会いはもう10年以上前のことになりますが、私が運営していた福岡市中央区春吉の「クラブ・イ・ルンゴ」をフレンチの「メゾン・ド・ヨシダ」へ業態変更、改装した際にフレンチ巨匠のムッシュ吉田に紹介を受けた時のことでした。

そのとき彼と打ち合わせして感じたのは、業界は全く違うのですが、私の仕事の発想に同じ匂いがしたことです。私の経営スタイルは依頼時に必ずシナリオを作成し、目標や改善事項など設定、何事にも無理、駄目と決めつけずにいろいろな切り口から発想し、ファイナンス含め経済合理的かつ関係諸法令、規範に準拠した可能性を追求してきました。

これは最初に出会った恩師である公認会計士の佐野先生や地元デベの役員でキャナルシティ開業の総指揮を執った藤氏からOJTで教わったもので、自分なりにアレンジ・構築したスタイルです。

依頼者にいろいろな可能性を感じさせ、またその期待に応えようと努力される伊藤氏にもレジェンドといわれた師匠(江里好継氏)がいたようです。彼もまた師匠の仕事を信奉し、その思想を継承した実質的な後継者ともいえます。結果いろいろ人脈が広がった様ですが、彼の技の中に匠と云われる人達のネットワークがあります。

私の案件で、彼の関わった作品はHPに掲載予定です。

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