直方~飯塚 大正時代の離婚大騒動

テーマ:大阪朝日新聞紙上に掲載された・・・柳原白蓮の絶縁状  「・・花嫁御料はなぜ泣くのだろう♬~」 写真は白蓮が所望した九州初の水洗トイレ

【白蓮】

「・・・承知のとおり結婚当初からあなたと私との間には全く愛と理解とを欠いていました。この因習的な結婚に私が屈従したのは私の周囲の結婚に対する無理解と、そして私の弱小の結果でございました。・・・」

「・・・この手紙により私は金力を以って女性の人格的尊厳を無視するあなたに永久の決別を告げます。・・・」

【伝衛門の最後の捨て台詞(ぜりふ)】

「・・・・。お前が人の妻としての資格がある女であるかどうかという事を、まあお前の愛人に試験してもらったがよかろう。俺は、それでも楽しみにして眺めていよう。」

このやりとりが、・・・なんと当時の新聞紙上で!  センテンススプリングもびっくり!

 

先日は美人に導かれて直方から博多への経路に気が付いたが、今回はそれを逆進、飯塚経由で直方へ。美人はいなかったが(笑) 直方駅前から飯塚方面へ西進し、前回足を延ばした福北ゆたか線沿いの地点に10時37分に復帰。南進開始。駅から続く道は直方レトロ、町屋風のギャラリーが並んでいる。アートの街並みだ、意外といったらお叱りを受けるかな(笑)。


写真撮っていたら家の2階から「こらっ!」と声がして、見上げたら笑顔で(笑)、趣の有る町屋が切れる辺り、小公園があり、直方陣屋跡の道標が。ここは黒田長政の四男から四代続いた城下町である。


公園を過ぎるとおなじみの旧街道の道らしい道に。成金饅頭があった。まさしくシュガーロードかな。城下町らしく各所に口跡がある。


さつきが美しい。初夏に相応しい清清しさを受けながら西進。

しばらくして線路を渡り山側の道へ。貴船神社を経由、再び線路を渡り遠賀川沿いの国道へ。しばし国道で歩を進めた後、右手に見えたそれらしき塚の先を山側へ右折。線路を渡り、国道、鉄道ともやや離れるような感じで南進していくとJR勝野駅が遠目に見えた。


新しい道へ。古地図が参考にならない感じになったが、地図とGPSで方向確認しながら田んぼの横を通って国道側へ。踏み切りを越えて何とか国道に合流、そのまま歩を進める。


しばらくすると祠と長崎街道の道標!久しぶりの街道情報。そのまま遠賀川沿いに国道を進むが側道がアップダウンの連続、モーグルのこぶのような感じ。しかも単調な一本道。非常に歩き辛い。まあ、歩道が有るだけましかもしれないが。時計や地図を何度も見ながら我慢の子、やっと見えてきた小竹駅について小休止。待合室らしきものはあったが街道資料の展示は無かった。駅を過ぎてそのまま国道沿いを進む。




役場過ぎて、やがて国道から右分岐して細い道となり、町屋が続き街道らしい雰囲気となる。途中に宿場間の休憩所となった小休処跡、郡境石などの道標があった。

しばらく国道と並行に続いた道だが、やがて国道に合流、出た地点にありがたや、ファミレス様!道を渡るが、結果的にその渡るコースが街道そのものだった、無駄がない。


昼食のロースステーキ定食780円、えっ安い?出て来て納得、写真のごとく!まあ味も含めノーコメント。でもおなかが満たされてとりあえず満足(笑)


ファミレスの先、国道を横切るように東側に入って行く。道なりに進むと再び遠賀川の川沿いに。

しばらく進んだ後、川沿いの道から右に分岐、もどるような感じで国道沿いに復帰。国道をしばらくして進むと鯰田渡しとなり、逆に遠賀川がだんだん迫るような感じで道に接したり、離れたりを繰り返し、川と共に左に分岐、国道から離れる。川沿いを進んだ後また右に分岐し、また国道側に向かうとするとだんだん宿場(飯塚宿)らしい雰囲気となってきた。

危険な道だ!



幸袋へ。 炭鉱機械で有名な幸袋製作所が存在した。冒頭の伊藤伝衛門と柳原白蓮であるが、「金襴緞子の帯締めながら、花嫁御寮は何故泣くのだろう」の歌のモデルとも言われている。

冒頭の会話が、大正時代、また姦通罪のある時代になされた事がすごいとしか言いようがない。しかも本人に通知される先に大阪朝日新聞紙上に掲載される事になった。まさに公開三行半!

やはり元華族という事と、世間的にも最初から結婚そのものも得心が得られないものではなかったのか、分からないが、いずれにしても姦通罪(2年間の収監と婚姻禁止)に問われる事もなく、それで決着がついたようだ。白蓮側は伝衛門のプライドも周到に計算していたのかも知れない。

国道合流前に伊藤伝右衛門の柳原白蓮の豪邸跡が見えた。ここで屋敷見学、敷地面積2300坪の超豪邸だ。庭園や九州最初の水洗便所、調度品など堪能できた。







国道を越えて神社と歩道橋のところ、会計事務所の際にお世話になったクライアント医院の横から回り込むように進んで行く。またクライアントである大型ホール横から国道に出て、今度は西側に。川沿いの一つ手前の道を西進。新飯塚の駅前のところまで来たので今回は終了。

次回はいよいよ冷水峠へせまることになる。









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